ゆきのげきじょう

冬はやっぱり雪国の絵本など読みたくなるね。
これは荒井良二版くるみ割り人形って感じがする。
お父さんの大切な物を、大好きなお友達が壊しちゃったもやもや。
それが雪の寒さと重なって、すごぉく切ない気持ちになっちゃう。
ファンタジーの世界には自分で逃げていったのかもしれない。
先日紹介した絵本「橋の上で」とつながる気がする。
そのゆるい境目のところに手を伸ばしてくれた人の温かさが、
暖炉の火が、ココアが、だいじょうぶだよって包み込んでくれて。
美しい世界に心からホッとする。いや、解釈は人それぞれですが。

雪の降らない沖縄。
今日はお天気も良くTシャツの子供たちが走りまわっています。

「ゆきのげきじょう」荒井良二
Story and Pictures by Arai Ryoji

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